サーバー監視
Windowsデスクトップでは、サーバーチェックが完了するたびにステータスバーに1マス追加されます。履歴には直近30日間の時刻、遅延、成功・失敗を保存し、失敗のみの絞り込みも可能です。ホイール、ドラッグ、ピンチ操作で長期傾向から個別チェックまで確認でき、縮小時も遅延のピークと失敗が残ります。ICMPの損失は全チェック数に対する失敗数で表示し、TCP接続失敗は別集計するため、複数サーバーの断続的な障害を調べられます。古い分単位の集計から個別記録は復元できません。
サーバー追加時の Ping は初期状態でオフです。選択して保存すると有効になり、リソース監視は独立して利用できます。
一つのコマンドで VPS を紐付け
サーバー監視では Linux VPS をアカウントに紐づけ、期間ごとのトラフィックを集計できます。紐づけは軽く、対象マシンでインストールコマンドを 1 つ実行するだけ。以降は受信と送信が増分で積み上がり、手作業の記録は不要です。
これで「月末に急に速度制限されて初めて超過に気づく」という事態がなくなります。使用量は請求が来る前から見えています。
周期・リセット日・事業者側との校正
課金周期は事業者ごとに異なるため、リセット規則は設定可能です。月次なら毎月の日付を、年次なら月と日を指定します。さらに実用的なのが校正です。事業者パネルの数値とローカル集計がずれたとき、現在の周期をパネルの数値に合わせられるので、以降の数字が実際の請求に追従します。ゼロから数え直す必要はありません。
ステータス色の意味
アラート疲れを避けるため、遅延の色を定義し直しました。高遅延はオレンジ、濃い赤は本当に到達不能なサーバーだけに使います。VPS カードは高密度なレイアウトになり、詳細と操作はホバーヒントとコンテキストメニューに移動したので、台数が増えても一覧が読めます。国旗表示で地域をすばやく見分けられます。
ハードウェア監視(Windows デスクトップ)
ハードウェア監視は、本機の CPU と GPU の温度と電力を読み取ります。Intel と AMD の CPU、NVIDIA、AMD、Intel の GPU を自動で認識し、内蔵 GPU も単体の GPU も対象で、GPU が複数あれば 1 枚ずつ表示を選べます。トレイアイコンにマウスを重ねると、各デバイスの短い型番、温度、電力が一覧で出ます。ダッシュボードには対応するウィジェットがあり、クリックすると完全な監視ページに移り、履歴は最長 365 日さかのぼれます。
一度だけの管理者の承認
初めて使うときは、一度だけ管理者の承認が必要です。「ハードウェア監視を承認」をクリックすると、Windows の UAC の確認が一度出ます。承認すると、低レベルのセンサーを読むために必要なときだけ起動する補助タスクが 1 つ登録されるだけで、77Fox 本体は通常の権限のまま動き、以後 UAC は表示されません。
CPU の低レベルのセンサーを読むには公式署名付きのドライバーが必要で、77Fox はドライバーのバージョン、ハッシュ、デジタル署名を検証してから有効にします。承認後は、正式なインストール版が初回起動時やアップグレード後にこの処理を自動で行います。
低レベルのセンサーを有効にできなかった場合は、状態をはっきり表示し、「再検出して修復」の入口を出します。読めない値は「—」と表示し、0 や推定値で埋めることはありません。GPU の監視はこの制限の影響を受けません。Web コンソールではローカルのハードウェア監視は動きません。
履歴と電気代
完全な監視ページでは、温度、電力、消費電力量の 3 種類の履歴グラフを表示します。よく使う範囲は 1 時間、6 時間、24 時間、7 日間、30 日間で、「その他」に 60、90、180、365 日間があります。温度は最低・平均・最高を表示し、消費電力量は Wh と kWh を自動で切り替え、CPU、GPU ごと、合計を分けて表示します。1 分ごとのデータは 30 日間、1 時間ごとに集計したデータは 1 年間保存され、どちらも本機にだけあって同期しません。
主要な通貨で電気料金を設定でき(電気代のカードを右クリックして設定)、選んだ期間の消費電力量と電気代がそのまま計算されます。365 日間でも計算でき、電気料金を入れていなければ電気代は「—」と表示されます。
ディスプレイ、メモリ、ドライブ、ファンのように電力センサーのない機器は、手動で追加して推定できます。ディスプレイはサイズ、解像度、リフレッシュレート、輝度から、それ以外は台数 × 一般的な電力で推定します。推定値は実測値と分けて表示し、グラフでは別の灰色の破線になります。
77Fox が計算するのは、CPU と GPU の実測の消費電力量に、手動で追加した周辺機器の推定を足したものです。電源の変換ロスやマザーボードなどは含まないので、コンセントで実際に使っている量より少なく出ます。数えるのは PC が動いていて取得が行われている時間だけで、スリープ中や電源オフの間は補いません。PC 全体の正確な数字が欲しいなら、コンセント型の電力計と照らし合わせてください。
リモート操作
77Fox を入れた 2 台の Windows PC は、9 文字の接続コードでリモート操作できます。相手がその場で許可をクリックするか、あなたがパスワードを入れたときだけつながります。接続方法、画質、音声、安全についての注意はリモート操作のページにあります。