オンにしてつなぐ
リモート操作は初期設定でオフです。2 台とも 77Fox でオンにし、77Fox アカウントにログインする必要があります。アカウントは別々でかまいません。使えるのは 2 台の Windows PC の間だけで、Web コンソール、ブラウザ拡張機能、スマートフォンからは操作することも、操作されることもできません。
各 PC には固定の 9 文字の接続コード(英字か数字)があり、覚えやすいものに変えることも、ランダムに変えることもできます。変えると古いコードはすぐ使えなくなり、セッション中は変えられません。つなぐときは相手の接続コードを入れ、「接続を申請」か「パスワードで接続」を選びます。
「接続情報をコピー」は、接続コードと設定済みのパスワードをまとめてコピーします。送るのは、接続を許可する相手だけにしてください。誰かから届いたこのテキストをコピーして 77Fox に戻ると、まず確認が出て、クリックしたときだけ接続します。
つながったら、操作画面でディスプレイの切り替え、ウィンドウに合わせた表示、原寸表示、全画面表示ができ、フレームレート、解像度、ビットレートもいつでも変えられます。
申請と許可
「接続を申請」を選ぶと、相手の PC に着信のような小さなウィンドウが出て、あなたがこの PC を操作し、システム音声とマイクを受け取ることが表示されます。相手が「接続を許可」をクリックすると始まり、「拒否」をクリックすると終わります。同意するまでは、画面や音声を取り込むことも、キーボードやマウスの操作を受け付けることもありません。
小さなウィンドウでは「この端末を常に許可」を選べます。以後その端末から申請があると、身元を自動で確認してそのままつながり、確認画面は出ません。これが「信頼済み端末」です。信頼はその 1 台にだけ付き、同じアカウントのほかの PC には引き継がれません。この項目は、自分の PC にだけ選んでください。
信頼済み端末はリモート操作のページに一覧で表示され、いつでも取り消せます。取り消す前に確認があり、その端末との接続中のセッションも切れます。
パスワードで接続
初めてオンにすると、77Fox が 10 文字のランダムなパスワードを作ります。自分のパスワード(8 文字以上)に変えることもできます。相手が正しいパスワードを入れれば、そのままつながります。
ここははっきりさせておきます。パスワードや信頼済み端末で接続すると、操作される PC には確認画面が出ず、トレイアイコンの角に小さな点が付くだけで、システム音声と既定のマイクも送られます。パスワードは、自分の端末か信頼できる人にだけ教えてください。
パスワードは初期設定で伏せてあり、メインウィンドウで表示できますが、30 秒で自動的に伏せ直されます。「パスワードを更新」をクリックすると、新しい接続では古いパスワードが使えなくなり、接続中のセッションは切れません。ランダムパスワードは手動で更新するか、パスワード接続が終わるたびに自動で更新するよう設定できます。パスワードでつながれたくなければ、「パスワード接続を許可」だけをオフにすれば、相手は申請しかできなくなります。
画質と音声
画質は自動、滑らか、バランス、高画質、カスタムの 5 段階で、初期設定は自動(30fps、1080p、6 Mbps)です。バランスは自動と同じ値です。滑らかは 720p、2 Mbps で、回線が足りないときはフレームレートを優先します。高画質は 4K、16 Mbps で、精細さを優先します。カスタムでは、フレームレートの上限を 15、30、60 から、解像度の上限を 720p〜4K から、ビットレートの上限を 1〜30 Mbps から選べます。
音は一方向です。操作される PC のシステム音声と既定のマイクがあなたに送られ、2 つの音量は別々に調整できます。あなたの側のマイクは送られません。操作される PC の持ち主は、トレイメニューからいつでもどちらかを止められます。機器が読み取れないときはその場で表示され、画面はそのまま送られます。
1 台の PC が同時に受け付ける操作元は 1 つだけで、相手の確認を待っている申請も数に入ります。
リモート操作のページと履歴
リモート操作には専用のページがあります。上には本機の接続コード、パスワード、接続欄があり、つながると現在の接続に切り替わります。下には接続履歴、信頼済み端末、設定の 3 つのタブがあります。
接続履歴は本機にだけ、最大 100 件保存されます。記録するのはデバイス名、どちらからどちらへの接続か、接続方法、時間、結果で、パスワード、画面、キーボードやマウスの操作は保存せず、同期もバックアップもしません。接続したことのある PC には「再接続」があり、クリックすると改めて申請を送ります。履歴にパスワードは残らないので、必ず申請になります。
安全:最初にここを読む
詐欺に注意:サポート窓口、銀行、警察を名乗る人から接続コードとパスワードを求められても、教えないでください。パスワードは自分の端末か信頼できる人にだけ教え、使わないときはリモート操作をオフにしてください。
PC の持ち主が先に 77Fox でリモート操作をオンにし、パスワードを設定するか、その場で許可をクリックしない限り、ほかの人はつなげません。トレイからはいつでも切断できます。操作されている間はトレイアイコンの角に小さな点が付き、確認待ちの間はオレンジ寄り、つながると緑になります。右クリックメニューでどの端末がつないでいるかがわかり、切断と音声のスイッチはセッション中ずっと使えます。リモート操作をオフにすると、接続中のセッションも切れます。
画面、音声、キーボードとマウスの操作は WebRTC で暗号化して送られ、77Fox が自前で運営する中継サーバーを経由します。接続の仲立ちをする 77Fox のサーバーが受け渡すのは接続のための制御信号とオンライン状態だけで、パスワードの平文は受け取りません。端末の鍵、パスワード、信頼済みリストは本機にだけ保存され、同期もバックアップもされません。キーボードとマウスの経路が受け付けるのはキー入力とマウスの動きだけで、コマンドを実行することも、ファイルに触れることもできません。
できないこと
ロック画面、Windows へのサインイン前、UAC のセキュリティで保護されたデスクトップ(管理者の確認画面)、Ctrl+Alt+Del は操作できません。2 台の PC の間でファイルを送ることはできず、コピーした内容も相手には同期されません。管理者として実行しているプログラムを操作するには、先に操作される PC で「管理者操作を有効化」を行います。初めて有効にするときは、Windows の確認が一度出ます。